新築後「9年目」に建物点検をおススメします。

新築10年以内なら無償で補修も可能

新築時の施工不良による不具合は「住宅品質確保法」により10年間は売主に対して瑕疵担保責任を主張できるのです。従いまして9年目に点検して対象部があれば売主さんに主張しましょう。ただし下記2項目に限られます。(一般の経年劣化は対象外です)

1⃣コンクリート構造体の亀裂・破損

2⃣漏水がある場合

10年を超えると主張できなくなりますので専門家に点検してもらうことをおススメします。

外壁がタイルの場合

タイル面から白い液が流れている部分は構造体の亀裂と考えられます。白い液はエフロレッセンスといいます。コンクリートに雨水が入れ亀裂からコンクリートに付着した雨水が空気中の炭酸ガスに反応し白く沈着するのです。モルタルの場合もあるので確率は50%です。

あくまでコンクリートの亀裂がないと対象外。モルタル亀裂は対象外です。点検費用は規模にもよりますが100戸として20万前後でしょう。タイルに亀裂がある場合はコンクリート亀裂(2㎜m以上)はあるとほぼ言えます。