マンションのバルコニー天端のモルタルの浮き補修

大規模修繕工事前の打診調査で発覚

マンションのバルコニーの手すりの天端に浮きがありました。新築時コンクリートは綺麗に天端を均すことができないために左官工事で天端を水平に施工します。新築時のコンクリートにモルタルの付着を一体になるように「接着剤」を塗布してモルタルを施工しますがこの接着剤を塗布せずモルタルを施工すると将来モルタルが浮いてくるのです。

打診棒で天端を叩くとしっかりした施工をしている場合は「鈍い音」がするのに対して浮いていると「パカパカ・・軽い音がします」調査時にしっかり見ていないと大規模が始まり「契約対象外」として実費請求されるから気をつけましょう。

写真はドリルで穴を開けてから@200にエポキシ樹脂を注入しています。点付けという手法で軽い音は改善されませんがエポキシ樹脂を注入した付近は鈍い音がします。しっかり付いていることが音から判断できます。