無駄な外部足場を架けないことが大切
足場もいろいろな種類があります。
事前に建物調査をしてから工事着手すると納得できる発注ができます。この納得感が大事ですよね。
大した補修でない部分にも過剰な足場はやはり無駄と思います。調査診断を行わず過剰な足場をかけるということは
人間に例えると検査もしないで手術するようなものです。
修繕工事は資産価値を維持させることが大きな目的ですが、一度大規模修繕してもその12年後何もしないで12年後を迎えるよりも定期に診断を行い悪い部分は早めに対処することが結果大規模修繕時期を延ばすことにつながります。
大切な修繕積立金は一部の心無い業者の言いなりでは毎回不足することになりかねません。
資産価値を維持するということは中古市場でこのマンションの価値を示すのに潤沢な積立金と過去の修繕記録は購入者にとっても価値のあることで購入意欲につながります。
不良部・補修部のボリュームで足場工法は決定すべきですが、多くの業者さんは業界の常識から意識を変えられません。
建物診断で「エビデンス」を把握しましょう。
タイル補修が2000枚張り替えと20枚張り替えも同じ足場を組んでいる現状を変えていきましょう。
余った積立金は留保又は前向きな修繕や資産価値向上に使う。
40年を超えてくると排水管・水道管の錆などの費用がかかりますので無駄足場は排除しましょう。