横浜市内・川崎市内マンションの無足場って本当に大丈夫なの?

安全・品質的に問題ありません

横浜市内・川崎市内マンションの無足場って大丈夫なのか心配されている方は多いと思います。私も10年前は同じでした。当時私はこの無足場(ブランコ足場・ロープアクセス)の存在すら知りませんでした。偶然その現場に出会い3時間ぐらい身動きできなほどびっくりした記憶があります。これぞ現場革命!「これだ」と思い自らやってみたい(将来自分の調査特技になりえると直感しました)と思い埼玉の研修所に練習に行きましたが怖くて怖くて最初は足が震えていました。しかし訓練しているうちに今では15階から降りれて外壁全体の調査ができるようになりました。

ブランコ足場とロープアクセスの違い

ブランコ足場はその名のとうり、ブランコを吊るしてから乗り込みます。基本降下しかできません。

ロープアクセスはヨーロッパの産業用ロープを使いフルハーネスを装着してロープに固定します。降下はもちろん上昇や水平移動も可能で付属機材を使うと体勢が固定出来て作業に支障はありません。今はロープアクセスが主流です。なぜ普及しないかというと「怖いから」です。

向き不向きは当然あります。この産業用ロープは大人100㎏の人が20名ぶら下がっても破断しない特殊ロープを使います。足場より私は安全と思います。足場は部材が多くつまずき転倒事故が絶えません。無足場作業時は下に落下防止棚を設けるので万が一の道具が落下しても歩行者に問題ないようにしています。

足場を極力なくすと工事額が圧縮されます

外壁調査結果、不良個所がそれほどない場合はこの工法は有効です。不良部が多い場合は本足場を組むべきです。使い分けることで最適なコストパフォーマンスとなります。