横浜市神奈川区でブロック倒壊!ブロック塀ご注意ください!

ブロック塀の怖さ

横浜市神奈川区の道路を車で走っていて偶然ブロックが倒壊寸前の状態を見ました。古いブロック塀は写真のように鉄筋が規定どうり入っていないものが多いのが現状です。30年以上前のブロックは危険で当時の検査は今ほど厳しくない緩かったのです。近くに人がいたら大変なことになりますよね。横浜市内でも比較的古い住宅地では危険なブロックと思うのが多々あります。非破壊試験というもので鉄筋が入っているか確認するのも良いでしょう。ブロック塀の所有者は民法の717条工作物所有者責任にあるように、他人に損害を生じたときには所有者は損害賠償の責任が発生します。イメージ的には横浜駅から北にある京浜急行線沿いの鶴見区周辺に多い印象。ご注意ください。

控え壁のブロックが必要

写真のような直線が長い場合その直角方向に「控え壁ブロック」が建築基準法で規定されています。写真のように長さ3400㎜ごとに控え壁ブロックを設置することにより水平方向に耐性ができるのです。ただし、控え壁と本体ブロックは鉄筋にて一体化していないと意味がありません。既にブロック塀が存在している場合は施工できませんので、その場合は鉄骨のアングルピースやフラットバーで補強するしかありません。ブロックも種類がありA種・B種・Ç種があります。A種が一番軽いのですがブロック塀の場合はB種を使います。亀裂があるような危険なブロック塀を見かけたら専門家の工事業者さんに確認してもらうことをお勧めします。