横浜 マンションの大規模修繕のポイント2⃣

修繕委員会の立ち上げ

横浜・川崎のマンションの大規模修繕のポイント2⃣ですが、まず業者任せから脱却する必要があります。1⃣でもお話しましたように分割修繕は工事業者は嫌います。理由は工事費が少なくなること、めんどくさいから大規模修繕業者からは敬遠される傾向です。

分割修繕を受け入れてくれる業者はある程度信用して良いと思えます。ほんとうにお客様のことを考えないとできないからです。小規模業者になりますが大手業者に比べると保証など不安な部分は出てくるかとは思いますが・・。

マンション管理組合で分割修繕推進は技術的に無理があるので外部コンサルを何名か選定し技術顧問としてプレゼンテーションしてもらってください。臨時総会時が良いかもしれません。決定したら修繕委員会を立ち上げ月1~2回ペースで管理組合いの意向を伝え現状の問題点や改善したいことを協議してまとめていく作業は欠かせません。管理組合いの意向を十分理解してくれることはコンサルの最低条件。

建物劣化診断で不良個所エビデンスの取得

経済的な修繕計画を行う上で劣化診断は欠かせません。このエビデンス取得で現在の状況を把握して管理組合様が認識し全ての住民の方々との共有することがスタートです。このエビデンスデーターは長期修繕計画を見直す貴重な情報です。あとはどこまで予算をかけるかはコンサルに「例えば300万という予算を明示してどこまでできるか検証」させるのです。間違っても修繕積立金の残高はコンサルに教えてはなりません。