大規模修繕の業者選定(見積費用)について

設計監理方式・責任施工方式・プロポーザル方式は全て管理組合様におススメ出来ない理由

設計監理方式・・・コンサルの不正の可能性がある

責任施工方式・・・工事費が高くなる

プロポーザル方式・・提案がバラバラで内容・比較対象ができない

理由は簡潔ですが上記が実態でありどれも管理組合様が主体でなく業者任せの方式になります。

TMDA方式(第3者による公平な方式)(管理組合様が主体です)

事前に居住者様からアンケートを配布してその結果を集計して調査(今、居住者の方が何が不具合と思っているのかを把握することが重要)方針を決めます。

あくまで第3者という立場で建物を広範囲で調査(打診・目視・触診)を行いそのエビデンス情報を図面に落とし込みます。ここで他社との違いは「外壁の打診もロープアクセスでランダムに行い」足場を架けなくては見れない不良個所も把握します。バルコニー内もお部屋を通らせていただく煩わしさもありません。

そのエビデンス情報に優先順位をつけて簡易足場計画を作成し見積(数量拾い/単価入れ)を行います。ここで第1期修繕の総額が掴めます。その後に業者さんに金抜きの内訳を渡し単価を入れてもらえば各社比較が可能になる(同じ土俵にしたことで複数社対比可能になります)並行して第二期/第Ⅲ期も作成。

大切なのは、今本当に必要な修繕である部分の工事費です。分割修繕は修繕積立金に優しい方式です。

TMDA方式は調査診断した物件の設計監理や工事監理は致しません。あくまで第3者姿勢は崩しませんが工事完了後の

第3者検査はお引き受けできます。