横浜市内の大規模修繕の実施回数(回数が増えるほど・・・)

鉄筋コンクリートは100年はもちます。積立金は節約しましょう。

横浜市内の大規模修繕の実施回数ですが、12年に一度と考えると≒8回も迎えることになります。1回目より2回目、2回目より3回目と修繕費は高額になります。設備関係も更新時期を迎えるので3回目が一番コストがかかります。ですからむやみに借り入れまでして修繕をするのはのちに積立金破綻するリスクもかかえることになります。修繕積立金の値上げは社会問題になっていますが借入や一時金徴収以外にもできることはあります。やはり積立金は節約するほうが良いです。皆様の共用部ですから当事者意識を持たれて業者の言いなりになららいことです。

職人は益々不足しますので品質が低下

建設現場は若い人に人気がなく職人さんも高齢化、外国人労働者の手を借りるしかありません。品質的に問題がありそうな予感です。言葉が通じないので間違えたら「やり直し」ばかりしていると工期や品質に影響が出ます。建設コストも原油高で益々値上げ傾向となる予測です。まず建設コストで一番資産価値に寄与しない足場を合理的になくす別の方法で考えると良いのです。それは無足場(ロープアクセス工法)で事前調査し、本足場でなくても施工できる部分は無足場に切り替えるしかありません。

何故無足場は普及しないのか

それは怖いからです。身に着けているハーネスは安全上大変優れたものです。

彼らは恐怖感を乗り越え作業しています。正に大規模修繕の天使と私は思います。平成28年7月1日から労働安全衛生規則が一部改正され「ロープ高所作業特別教育」が義務付けられました。