大規模修繕の時外壁タイルは何故浮いているのか

新築時の施工によるもので気温による影響が大

タイルを貼るのに接着剤を壁面に塗りますが、この接着剤の塗りこみから30分以内にタイルを貼るのですが(オープンタイム)この時間を過ぎてしまった場合接着剤が硬化してタイルを貼っても接着力が弱まり日差しの影響を受けて何年後かに浮きという現象で現れます。

オープンタイムは夏は早く硬化・冬は遅めに硬化すること、職人の技量によるものが原因であり施工不良と言ってしまえばそれまでですが、現場は工場内で生産するわけではないのである意味仕方ないでしょう。特に南面・西面は日照時間が

長いので特に顕著にその現象が現れます。

一番注意すべきは、タイルが剥落し他場合人に当たると大事故につながります。

人が通行する場所のタイル張りは全面打診するほうが良いでしょう。

逆に人が通行しないような場所のタイル貼りは修繕優先順位は後者になることで構わないでしょう。

エントランスで梁下がタイル貼りも全面打診して1枚も見過ごしてはいけないのです。

タイル浮きはぞの不良個所を図面にプロットしてもらい把握しましょう。