大規模修繕工事のタイル補修

タイル補修について

大規模修繕のタイル補修ですが、写真を見てください。こればタイル補修後の目地色が違うために張り替えた箇所が1発でわかります。見た目よくないですね。この目地は周りのタイルは既に経年劣化で目地色が劣化しているのですが、この色に合わせる努力をしていませんね。この色は濃灰ですから特濃灰にすべきですがそれでも合わない場合は墨か白セメントで試験施工すべきです。大規模修繕ではどこを直したのかわからないようにするのが基本です。

既存タイルの保管がない場合

保管がない場合は類似タイルで何種類か試験貼りするか、それでもおかしいようでしたら既存タイルの色目を全く同じにできるゴムタイルで製造するかタイルを焼くしかありません妥協はできません。このような写真の仕上げりでは資産価値が下がります。この現場は京浜急行の京急川埼駅から徒歩15分のファミリーマンションのエントランス付近の外壁です。

入居者に「友人」からの相談で行きました。前より汚くなったと!このような仕上がりはそこら中にいっぱいありますね。これでは管理者と設計監理者は失格です。魂を込めた仕事をしてほしいものです。