大規模修繕の納得できるやり方

修繕履歴を残すことが資産価値を高める

大規模修繕の納得できるやり方ですが、まずは修繕履歴を記録に残すことを視野に入れましょう。修繕履歴の積み上げがイコールマンションの管理状態の第三者に対する価値につながります。

①簡易建物診断を行い不良部をピックアップ

②不良部の修繕優先順位を決める

※ここで本足場にするか無足場にするかを決める。(不具合症状に合わせたミックス足場)

③その優先順位ごとに積算数量・簡易仮設計画・単価を入れる(仕様は管理組合様に説明する)

④見積内訳完成(金抜)

⑤複数社に見積徴収(内訳のたたき台が同じ)

⑥各社から金額提示

⑦金額比較が容易

以上が王道です。発注する前に総額を把握することで業者交渉がしやすくなります。

大規模修繕尾のやり方はシンプルなのです。責任施工方式・設計監理方式・プロポーザル方式がありますがこれらは管理組合様に対して目くらましとしか思えません。(金額比較できないので)