横浜相鉄線西谷駅近くのマンション外壁タイル補修跡

補修のポイント

神奈川県の相鉄線西谷駅徒歩20分付近のマンション外壁です。見た目外壁タイルがつぎはぎになっているのがわかります。多分類似タイル(既存タイルの色に近いもの)を貼ったと思いますが大規模修繕でのタイル貼りはどこを貼り変えたかわかないようにする必要があります。外壁タイルの種類は無数にありこの中から容易に探すのは至難の技と根気が必要です。

候補を10種類ぐらい取り寄せて外壁に貼ってみて確認する必要があります。目の前で比較して同じに見えても実際外壁に貼り足場シートを剥がして確認してください。光が当たるとタイルが反射して全く違うように見えるのです。色だけではなくその素材の表面の質感も吟味しなくてはなりません。一番良いのは既存に合わせたタイルを焼いて作ってしまうほうが良いのですがコストがかかりますがここは譲れない部分ですので類似タイルでどうしても納得できない場合はその選択肢もあります。在庫が余っても次回の大規模修繕で使えますので無駄にはなりません。

設計監理者や現場管理者の経験が重要

大手の有名な会社を選定したところで担当者の力量不足による問題が修繕の品質低下を招きます。ご注意ください。外壁を道路や敷地からみてどこを直したか目を凝らしてみてもわからないようにしましょう。経験上ですが、新築時の余ったタイルと類似タイルをミックスしてはればそれほど目立たなくなる傾向にはあります。類似タイルでも見つかる可能性は十分ありますので、着工と同時に施工会社に見本を取り寄せてもらいましょう。