TMDAの使命

皆様、いつもTMDAのブログをお読みいただきましてありがとうございます。私は、新築工事・改修工事に携わり現在は大規模修繕の業界におります。業界の常識はお客様の立場で考えると非常識な部分が多々あります。自分の持っている経験技術で1㎜でも良いから変えていきたいと願っております。現在、都内文京区在住ですが隣のマンションは大規模修繕工事が終わり足場解体後に見ると「タイルを貼り変えた部分がはっきりとわかります」各所バラバラで目を背けたくなる仕上がり・・・。管理組合様はどんなお気持ちでしょうか。タイルを貼る前に足場のシートを剥がして試験施工見本張りを行うべきでした。一気に資産価値が下がりました。

大規模修繕は新築復元工事です

大規模修繕のタイル貼りはどこを直したかわからないようにする新築復元工事なのです。

私たち建築のプロはお客様の利益をまず考えなくてはならないですが、現実は逆行しているにしか思えません。マンション管理計画認定制度も新しく出来てマンションの資産価値の評価基準が整備されたので私の持っている情報を発信して何かのヒントになれば幸いでございます。

建物診断・定期検査及び修繕履歴はマンションを売却されるときも、お子様にマンションを引き継がれるときも第三者評価や維持管理が適切に行われている根拠や今後の修繕方針の貴重な資料になりますので大切なことと思うのですがいかがでしょうか。

大規模修繕のアドバイス(建築設計施工)が主体ではありますが、その他皆様にとって有益なアドバイスができるようにブログを書いていきますので今後ともよろしくお願いいたします。