建物劣化診断調査はお客様の目的に応じて3種類から選択

診断についての考え方

体調不良でお医者さんに行くと「どこが痛いですか?」と聞かれココですと言うと確認で「触れてきます」=触診といいますが、ほかには聴診器なので肺の音を聞いたりしますね。人間の診断は目の前にある「問題個所」を直接手で触れ、見て、叩いて等により総合判定をします。建物も同じなのです。しかしながら一般的に行う建物診断は手が届く範囲2m(水色)に限られます。オレンジの部分は調査しません。契約後に足場を架けて調査するのでどの程度不良個所が増えるかわかならいのです。

実数精算から脱却する技術サービス

要は調査は2回に分けて行うのが一般的ですがそのために足場を全面に架けて調査して当初契約時に想定した数量と増減を行うのです。これはお客様から見ると「いくら追加がかかるか不安になります」これを改良したのがTMDA建物調査です。特殊調査はロープアクセス工法にて行い足場がなくても全面的に外壁を調査(塗膜・シーリング・防水・タイル・金属)し、その21日後に修繕工事見積まで2案作成(全体を行う場合と優先順位を付けた分割修繕)することによりお客様は施工業者・設計事務所選定の前に「工事額が把握できることが最大なメリット。デメリットは通常の調査に比べて費用は掛かりますが工事額が相当程度合理的に相当圧縮されるのでそのメリットのほうが大きいと考えています。私は触診・目視・打診・切取りを基本としています。無駄な中性化検査やシーリング弾力試験・塗膜剥離検査などは行いません。触診・目視・打診・切取りで十分に判断できます。

3種類の調査(目的別)

①簡易建物診断(現在建物の劣化状態を把握しておきたい)

②建物診断  (2~3年後に大規模工事を検討している)