横浜市磯子区杉田駅周辺大規模修繕の建物劣化との付き合い方

建物劣化は人が老いる経過と似ています

横浜市磯子区杉田駅周辺のマンション建物劣化との付き合い方ですが、磯子区京浜急行の杉田駅~金沢文庫駅には建物劣化が海風の影響でコンクリート損傷(部分的)が多いです。新築後10年目、20年目、30年目・・・100年・・・。建物は常に日光・風・雨・地震など外的影響があります。人間ですと10歳、20歳、30歳、40歳・・・と考えてみてください。人間ですと年齢を重ねるごとに健康ではなくなり病気がちになり医療費がかかります。修繕では10年目・20年目・・・と年月を重ねます。人に例えると10歳になって修繕したからと言って0歳には戻れません。経年相当の修繕が必要です。人間で例えますと余計な無駄な美容整形などせず自然の劣化を温存しながら修繕をしないとお金がいくらあっても足りません。

建物を長く健康に保つ為に

マンションはそのほとんどが鉄筋コンクリート造です。鉄筋はコンクリートに守られて品質を保っていますが、施工不良で鉄筋とコンクリートの被覆(保護している厚み)は通常30㎜~40㎜必要ですが新築時の施工管理が悪く10㎜などのケースもあります。被覆が少ないとその部分にヒビが生じそこから雨が入り込むと鉄筋が錆びてコンクリートを押し上げる現象(爆裂)が起きると構造体に悪影響を及ぼします。コンクリートはアルカリ性でそのおかげで鉄筋が錆びなくなるのです。しかし経年劣化でコンクリートもアルカリ性~中性化へ進行していきます。一度人間ドックのような感覚で建物ドックをされてはいかがでしょうか。