共用廊下側の手すりが金属製又はガラス製のものは足場不要
理由は修繕面積が少ないので費用対効果的に足場は無駄
画像のようなマンションの場合は足場を架ける必要はありません。
金属手すりの部分は実質工事をしませんので、床(スラブ)が外部に面している20㎝ほどの部分の塗装かタイルの仕上げが多いのでブランコ足場で十分です。手すり下の白い部分です。
この範囲が足場不要とすると仮設コストは相当下がります。
高圧洗浄は手すりに都度メッシュシートをかければ施工できます。
足場は転落事故が多く労働基準監督署に対応するためにの部材もコストが更にかさむので一考されてはいかがでしょうか。
ブランコに使うロープは引っ張り強度が22kN(2200㎏で破断)というと100㎏の体重の人が21名ぶら下がっても切れないものを使っているので足場よりは安全と思います。
なぜブランコ足場が普及しないかと言うと、高所が苦手な人が圧倒的に多いので普及しないのです。
職人さんの腕の問題はありますが、それは足場も同じこと。
ただ、屋上にロープ用の仮設パイプ組立があるのでその費用はかかります。
足場と比較すると、≒60%でできると思います。
バルコニーも同じですが、パーテーションを一時的に取り外すことができることが前提です。
居住者の「合意」を得る必要があります。