マンションもあなたと同じ!定期的な健康診断をしましょう
1~2年に一度の劣化状況調査
人の体も定期的な健康診断で病気の早期発見をすることで健康管理をしていますが、マンションについても同様に普段の維持管理をすることで建物の安全性と快適性を確保することが長期的に見て修繕コストが最小になります。12年周期の大規模修繕の指針が国土交通省から呼びかけがありますが、人それぞれの健康状態が違うようにマンションも1棟1棟劣化状態が違います。歯が痛くて12年間放置しますか?
12年放置してまとめて修繕ということは外壁なら致し方ないと思いますが共用部で足場不要な部分は調査はできます。その調査点検記録を建物カルテとして蓄積していくことで長期修繕計画に反映もできますし、マンションの維持管理が行き届いているという外部評価で資産価値にも貢献しますのでお勧めします。点検費は5万ぐらいで可能だと思いますので外部専門家に定期的に依頼しましょう。
新築後9年目が1つの点検目安時期
10年経過すると保証期間が切れますので9年目に雨漏り・漏水などあれば、新築時の建設会社が保証内で直してくれます。錆などは2年程度となりますので、近隣の信頼できそうな業者さんに補修してもらえば最小限の状態でしたら少額で済むのです。錆は進行しますので放置すればするほど費用はかさみます。保証期間を管理組合で確認して保証が切れる6か月前に総点検するのも良いでしょう。