大規模修繕の外壁(無足場)ロープアクセスの更なる安全性

仮設足場よりかなり安全です

大規模修繕の際の無足場(ロープアクセス)の安全性についてですが下記を見てください。全国で6年間24名の死亡事故が発生しています。年平均ですと4名。平成28年7月1日から高所ロープ作業という労働安全衛生法による特別教育が義務付けられました。

仮設足場の場合ですと下記↓のとうり令和3年だけで110人も発生しています。

足場は楔足場から次世代足場への動き

現在の足場は楔足場・単管足場が「主流」ですがあまりにも事故が多いので次世代足場に変更される動きがあります。次世代足場は現在の足場の高さが1700㎜に対して100㎜高くなり1800㎜となります。これにより頭が当たらず通行が楽になるのと足元の段差が改善され墜落転落のリスクを減らす意味があるのです。ただし、部材そのものが軽量化になるのでその補強材が増えますので組立職人さんの手間が増えます。

更なる仮設足場コストが増えることは修繕工事費が高くなるのです。